1947-11-28 第1回国会 参議院 予算委員会 第26号
成る程聯立内閣の姿におきまして、十分な自分の政策というものを織込むということはできないといたしましても、何かそこに國民の納得の行く、國民の支持を受けたその点が現われてこなければならないと思うのであります。然るに國民の声を聞きますと、期待した程の内閣ではない。從つてこの行詰つている我が國を救済するのには、どんな内閣が出たつて同じことじやないかといつたような説さえも流れておるのであります。
成る程聯立内閣の姿におきまして、十分な自分の政策というものを織込むということはできないといたしましても、何かそこに國民の納得の行く、國民の支持を受けたその点が現われてこなければならないと思うのであります。然るに國民の声を聞きますと、期待した程の内閣ではない。從つてこの行詰つている我が國を救済するのには、どんな内閣が出たつて同じことじやないかといつたような説さえも流れておるのであります。
○國務大臣(米窪滿亮君) 現内閣の首班が、いわゆる經濟部面では社會主義の實現ということを考えておつた社會黨の黨首である關係上、新らたにできる勞働省の勞働行政のイデオロギーはどうであるか、大體そういつたお尋ねであると思うのですが、これは御承知の通り資本主義か、或いは修正資本主義か、社會主義かという御質問があつたのですが、今日の内閣は何といつても聯立内閣で、社會主義政策を行うごとに相當の制約が加えられておるのであります